(5) 再生のシナリオを肉づけする
再生の骨格となるシナリオに基づいて、具体的なシナリオをブレークダウンし、きめ細かな肉づけにより、計画の道筋を明らかにしていく。基本的には、図表2-25に示すような、チャートの作成により、個別の施策、事業を相互に関連づけながら、展開していく。その際、とくに、つめるべき点は次の諸点である。
なお、作成した具体的なシナリオは、地元、行政などのあらゆる場で十分に吟味され、より練れた案としてブラッシュアップしていく必要がある。
○ハード事業とソフト事業の連携
・中心市街地の現況に解らして、必要な事業、施策が盛り込まれているか。
・考えられる代替案や優先順位づけに対し、正しい選択がなされているか。
・関連する各主体の役割が、適切に関係づけられているか。
○まちづくり事業と商業等産業振興事業との連携
○市民、商業者、行政の役割の明確化と事業の共同化