(5) 衰退の基本構造と特性をとらえる
中心市街地の現状などの検討から、総括的な整理として、図表2-12に一般的な衰退構造の基本型を示す。
適用に際しては、都市特性に基づく構造の差異を確認し、場合によっては、行政職員や市民の参加によるブレンストーミングやKJ法的な整理を行うことも考えられる。
(6) 現状に対する共通認識を得る
共通認識を得るためには、現状分析の効果的なプレゼンテーションや、市民や地元の参加による確認の場として「街なか探検隊」を実施するなど、生活感覚の相違や基本的な立場の違いを含め、共通の認識を醸成していく。