(4) 中心市街地再生の組織づくり
ア 活動プログラムをつくる
再生に向けた運動の推進や熟度を持った計画づくりを支える多様な組織の活性化が必要であり、そのためには、次のような活動プログラムの具体化が望まれる。
○現状に対する共通認識を得る:街なか探検隊など
○検討組織をつくる:若手を中心にした協議会、機動的な検討部会など
○個別事業の検討における具体方策の検討:参加型ワークショップなど
○地元商業がやる気になる短期目標の設定:空き店舗の活用事業など
○市民全体の関心を高めるムーブメント:街なかに人を集める実験など
イ TMO組織をつくる
中心市街地再生の中核を担うTMO組織については、先駆け的な事業の実績がある事業主体や商工会議所などを核として、図表1-5に示すような枠組みを検討した組織が求められる。