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(参考資料1-2)

 

日本におけるグラウンドワーク活動の展開

 

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改善地区を調査するグラウンドワークメンバー(三島市)

 

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住民参加で整備の進む「花とホタルの里づくり」(三島市)

 

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住民の手による水路づくり(甲良町)

 

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集落を流れる水路は住民によって美しく維持されている(甲良町)

 

静岡県三島市や滋賀県甲良町、熊本県阿蘇町、札幌市をはじめ、全国各地で青年会議所、市民グループ、地域シンクタンクなどが中心となって活発と活動が展開され始めています。

日本の経済が成熟化するなかで、私たちが生活し働く地域の環境を主体的にかつ協同して良くすることは、生活の豊さや質の向上に直結するものです。

日本におけるグラウンドワーク活動はまきに機が熟しつつあるといえ、これからの経済社会にとっての大きな可能性の提示といえます。

さらに多くの地域でグラウンドワークの取り組みがなされることを期侍しています。

 

[主な経過]

○ 1991年5月〜「グラウンドワーク第1回日英交流会議」開催*

○ 1992年9月〜「グラウンドワーク第2回日英交流会議」開催*

「グラウンドワーク三島実行委員会」発足

○ 1993年4月〜「日本グラウンドワーク協会準備会」発足

○ 5月〜英国グラウンドワーク調査を実施

○ 11月〜「第1回グラウンドワーク全国交流セミナー」開催

於:静岡県三島市

○ 1994年6月〜日本グラウンドワーク協会準備会とグラウンドワーク事業団との間での今後の協力関係についての基本方針確認

○ 7月〜グラウンドワーク・シーズプロジェクト代表者と専門委員による第1回全体会議を開催

○ 9月〜「グラウンドワーク・地域アクションセミナー」実施

○ 11月〜「北海道グラウンドワーク・セミナー」「専門委員研修会」実施

○ 11月16日〜「日本グラウンドワーク協会」発足

「第2回グラウンドワーク全国交流セミナー」開催

○ 1995年9月20日〜財団法人日本グラウンドワーク協会設立発起人会

○ 10月25日〜財団法人日本グラウンドワーク協会設立許可

*(社)環境情報科学センター主催

 

[グラウンドワークの4つのポイント〕

 

1.環境改善を目的とした地域を良くする活動

2.ボランティアの参加を得て実際に汗を流す活動

3.住民、企業、行政を含む多くの地域主体のパートナーシップによる活動推進

4.活動内容や地域の参加を企画できる、専門能力スタッフのいる組織の存在

 

 

 

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