6. あとがき
自由降下式救命艇システムの開発は、ヨーロッパで既に終え実用化の段階にある。
そのため、在来のシステムにない新規性と設計・評価技術の高度化に目標を置き、3年間の研究を実施した。
その結果、1)新しいシステムの検討と大型模型実験による検証、2)艇体の運動・衝撃荷重・構造解析等、外国にもない新しいシミュレーション手法の構築等、自由降下式救命艇を定量的に設計・評価するために必要な多くの基盤技術が確立された。
これらのうちの多くは直ちに実用に供せられる状態になっており、今後、有効に利用されることを期待する。
本成果が、国内はもとより諸外国やIMOにも広く紹介され、乗組員の安全性向上の一助に寄与することができれば幸いである。