2.国際コンベンション参加者の満足度を高める
国際コンベンションへの参加者の満足度をより高めることは、コンベンション開催地としての関西の評価・評判を高めるために重要であり、将来の国際コンベンション誘致の上でも重要である。
意見・感想・苦情等を活かし、コンベンション参加者の満足度を高めるための仕組みを作る
○主催者・参加者からのフィードバックの活用(意見・コメント・問題点の指摘)
関西圏で開催した主催者からのフィードバックを受け、次回以降のコンベンション支援サービスの内容・運営面での課題とする。
主催者に対してアンケート票を配付し意見を求めるとともに、重点的に意見を聞くためのヒアリングも随時実施する。
各コンベンションビューローに共通する問題については、コンベンションビューロー間で共有する機会を設け、必要に応じた改善策を共同で検討する。
また、アンケート票やヒアリング項目については、コンベンションビューロー間で共通のフォーマット(様式)を作成し、調査・分析の効率化を図る。
さらに、個別の機関や施設等に対する意見は、該当する機関・施設に適切にフィードバックする連絡ルートを作り、適切な対処を求める。
また、参加者からの意見やコメントも重要であると考えられるため、コンベンション会場にアンケートボックスを常設する等、意見募集の窓口を設置する。
○自治体内での連絡調整機能の推進
自治体内でコンベンションへの理解を深め、コンベンションの誘致や開催をスムースに行える体制を整えるために、自治体内の関係各部署(例:施設整備、案内表示、交通割引、企画、等)間での連絡・調整を推進する。
例)大阪市経済局の都市観光課:集客都市推進のための庁内連絡会を開催(平成8年度〜)