日本財団 図書館


第2章 国際コンベンション参加外国人の観光行動の現状

 

1.アンケート調査の実施

1)実施概要

関西における国際コンベンションに参加する外国人の観光行動を把握するため、平成10年10月〜11月にかけて関西圏で開催された主な国際コンベンション会場においてアンケートを実施した。実施対象としては、アンケート実施に対する主催者の同意が得られたコンベンションとした。

 

■ アンケート実施コンベンション

017-1.gif

■ テーマの分類について

アンケートを実施した各コンベンションについて、そのテーマ内容により、科学技術(サイエンス関連)、医学、ビジネス(国際商談会)の3つに分類し、必要に応じて分類別の傾向を分析した。

■ 実施方法

受付を済ませた参加外国人に対し、各会場の状況に応じて直接/間接的に配布した。

可能な限り直接の聞き取り調査を行い、別途回収ボックスを設けコンベンション開催期間中に回収した。

■ 有効回答数

参加外国人の全員にアンケート票を配付できたわけではないため、実際の配布枚数については正確には把握できない。仮に全員に配付したとして、参加外国人(約1,275名)より210枚を回収(回収率:16.5%)。うち集計期限に間に合った有効回答数に限ってみると208枚であった(有効回答率:16.3%)。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION