4)都市別開催件数
都市別に国際コンベンション開催件数をみると、東京が突出して多く、次いで関西圏各都市、その他地方中核都市が170〜190件程度で並んでいる。過去10年間の開催件数の伸びでは地方都市が開催件数を大きく伸ばしており、全国的に地方分散傾向にある。これは各地方都市で会議施設が建設されるなどの環境変化によると考えられる。
地方都市の追い上げもあるが、関西圏での開催件数は大阪を除き全国シェアを落としており、関西圏の経済力・交流機能を考慮するとポテンシャルが充分に活かされていないと考えられる。