3) フェリー利用理由
フェリー利用理由を航路群別に見ると表5-16のとおりである。北海道航路では、「無人航送できる」がもっとも多(利用事業所の73%が回答)、次いで「陸上走行よりも費用が小さい」で61%の事業所があげている。これら2つ以外の理由の回答率は小さい。
九州航路では、北・中・南九州とも「ドライバーの疲労が少ない」がもっとも多い利用理由であるが、2番目に多い理由は、北九州と南九州航路では、「無人航送できる」、「中九州航路」では、「渋滞・事故の心配がない」となっている。
四国航路でも「ドライバーの疲労が少ない」がもっとも多いが、2番目に多い理由は4つの航路でやや異なっている。香川と高知航路では、「渋滞・事故の心配がない」であるが、「徳島航路では「貨物の発着地が港に近い」、愛媛航路では「無人航送できる」である。