日本財団 図書館


表3-5.重視する輸送形態間の輸送形態選択要因の相違点(上位5位)

052-1.gif

 

・重視する輸送形態別に、特に相違点が見られる事項として、港頭地区でデバンニングする形態を重視する企業は、輸送距離が短くなること、需要の波動性に柔軟に対応できることを重視し、港頭地区からコンテナで搬出する形態を重視する企業は、リードタイムが短くなる、流通加工コストが抑えられる、事務処理・手続きが手軽である、品質維持面で安心であることを重視していることがあげられる。

 

・港頭地区でバン詰め・バン出しする形態を重視する理由、素通りする形態を重視する理由とを比較した際に、素通りする形態を重視する理由として、輸出入ともに人件費を安く押さえられる、リードタイムが短くなる、品質面で安心できることがあげられていることから今後これらの点に関して取り組んでいく必要があると考えられる。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION