日本財団 図書館


2] 海上輸送を利用する理由

海上輸送を利用する理由として、「貨物特性が早さよりもコスト優先であること」、「計画的な出荷により海上輸送でも十分にスケジュールに不都合を来さない」等が理由と大きく挙げられている。航空輸送に比べ海上輸送のコストが安いことは当然であるが、計画出荷さえできれば、荷主は貨物の質を問わず海上輸送を指向することも示していると考えられる。

 

図I-25 海上輸送を利用する理由

065-1.gif

 

「貨物特性が早さよりもコスト優先であること」を指向する貨物例

・農水産物(果実等の成熟までに一定期間を要するもの、お茶等)

・日用品(タオル、寝装品、下着等)

・家電用品(型番落ち等の影響の少ない掃除機、洗濯機等の「シロモノ」等)

・スポーツ用品(ゴルフボール等)

 

「計画的な出荷により海上輸送でも十分にスケジュールに不都合を来さない」を指向する貨物例

・農水産物(果実等の成熟までに一定期間を要するもの)

・日用品(インテリア商品、寝装品、タオル、下着等)

・家電用品(型番落ち等の影響の少ない掃除機、洗濯機等の「シロモノ」等)

・スポーツ用品(ゴルフボール等)

・雑貨(漆器、履物)

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION