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図10 ヨーイングモデルによる10m弦正矢の限度(前台車)

 

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図11 後台車上の10m弦正矢の限度

 

・ 断面モデルとの関連

断面モデルは、これらヨーイングを考慮したモデルに較べれば、左右狂いの差分の影響を含んでいないので、穏やかな限度を与え、全般的な傾向はこれで示されるが、軌道において最も管理が厳しく論じられてきた10m付近の値がヨーイングを考慮したモデルでは1/1.4になることを留意する必要がある。

 

(4) 車両の左右方向に乗り心地上必要とされる特性

昨年度の上下方向の場合と同様に、地上に図12に示すように10m弦正矢で10mmの狂いがあったとした場合の車両性能を求めたのが、図13である。これによれば、

 

 

 

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