・ 断面モデルとの関連
断面モデルは、これらヨーイングを考慮したモデルに較べれば、左右狂いの差分の影響を含んでいないので、穏やかな限度を与え、全般的な傾向はこれで示されるが、軌道において最も管理が厳しく論じられてきた10m付近の値がヨーイングを考慮したモデルでは1/1.4になることを留意する必要がある。
(4) 車両の左右方向に乗り心地上必要とされる特性
昨年度の上下方向の場合と同様に、地上に図12に示すように10m弦正矢で10mmの狂いがあったとした場合の車両性能を求めたのが、図13である。これによれば、