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(2) 曲線走行試験

1) 試験パターン

 

表7 曲線走行試験

 

040-1.gif

 

2) 走行パターン

a 曲線半径と速度パターン

 

表8 曲線半径と走行速度

 

040-2.gif

 

b 速度差及び軌条輪アタック角

走行速度が安定した後、所要の速度差を左右軌条輪に与える。又、軌条輪アタック角を与える。

一つの曲線半径について測定終了後、一旦直線状態に戻す。(一つの曲線状態から直接次の曲線状態へは移動させない。)

c 超過遠心力

車体を横に引っ張って超過遠心力を付与する。

車体(荷重を含む)と台車の重量12tonに対し、0.1g相当の超過遠心力加速度が作用した場合に相当する引張力600kgfを付与する。これは体感上の曲線での超過遠心加速度に対する許容値とされる0.08gに対して余裕を見て0.1gとしたものである。

 

 

 

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