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もっとユニバーサルな文言を使った方が良いのではないかと思います。なぜなら、その法律のシステムが国によって違います。これは大変素晴らしいガイドだと思いますが、だといって不変的には使えないかも知れません。これを完全に不変的なものとしては、このままでは活用できないと思います。そのような法律的な文言の解釈ミスがある可能性がありますので、

(議長):ありがとうございました。はい、どうぞ。

(南アフリカ):それに対してお答えしたいと思います。

おそらく、国によっては解釈も違うと思いますが、では各国自分達のドラフトを書けばよろしいのではないでしょうか。全ての文書ではなく、いくつかの文書に関してです。

そのホスト組織が自分達を守る、保護するということは極めて重要だと思います。でも私は、青少年を守ることも重要です。さもなければ、少年によっては、怪我をした、重傷を負ったと、その場合に、その法律的な保護策を講じなければなりません。ですから、この特定の文書だけではなく、何らかの文書が必要となりますけれども、英国の今の意見を私は支持します。

(議長):ありがとうございました。その他何かありませんですか。

(オランダ):このガイドにて、全て明らかになったわけではありませんが、訪問国または受入れ国の責任、誰が何を負担するのか、特にホスト国は何を負担しなければいけないのか。青少年が参加する活動というのは文化的なツアーとか、宿泊、食事とか、そういう経費がかかるのですけれども、その種の経費を誰がどの部分を負担するのか、分担するのか、どこかで明らかになっているのではないでしょうか。

(議長):どうぞ。

(南アフリカ):この中で網羅されているのかどうか、わからないのですが、おそらく、今の内容というのはホスト国が自ら提示しなければならないのではないかと思います。

私としては、例えば、少年団をカナダに出す場合は、私達が渡航費を出すので、食事、宿泊はカナダに任せるというのは全く問題ありません。また、誰が何を支払うのかというのは、これはホスト国が自ら提示すべきてはないかと思います。ホスト国として、どの部分を負担できるのか、ホスト国が提示すべきだと思います。国によって、もしかしたら全てのコストを負担できるかもしれませんし、もしかしたら負担を分割しなければいけないという国もあるかもしれませんし、国の事情によって違うかと思います。

(イギリス):イギリスの状況ですが、私達はすでに規定しています。招待状の中に明記しています。私達が何を少年団員の方に負担していただきたいか、ということが明記されます。

ですから、二国間であるいは、個々のキャンプベースで行うべきではないかと思います。招待状の中で、それを明らかにしていくということです。この色々な項目を全て統一しようとすると、もっと問題が膨れ上がります。ですので、個々のケースバイケースでやった方が良いと思います。

(議長):なにか意見ありますか。

(南アフリカ):議長。私達はそれに従ってこの文書を訂正します。

で、その語正文を全ての国に送りたいと思います。

(議長):それでは、南アフリカの最後のペーパーをいただいて、それをガイドラインの参考として、これから後は、二国間で、ホスト国がここまでやります。こうしますという話を明確にしていくということでよろしゅうございますか。いいですか。

それではそういうことにさせていただきます。

 

 

 

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