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(アメリカ):今年は、多くの交流がありました。少年団員としては、138人が参加したバミューダとの交流、さらに3人は英国で、オランダにも3人、1人はベルギー、またネービーメモリアムの交流プログラムもありました。国際交流のガイドは大変助かりました。今後は、これを活用したいと思います。

また、少年団員とエスコートオフィサーが交通費等自己負担をしなければならなかったので、できれば一つの基金を作っていきたいと思います。また、募金活動も計画していきたいと思います。基金ができれば、奨学金を与えて、自己負担がなくなるようにしていきたいと思います。バミューダとの交流も大変素晴らしいものでした。ホスト側の方々にも多大なる尽力をいただきまして感謝しています。

また、イギリスに関しましては、三つの交流プログラムがあり、3人の少年団員とエスコートオフィサーの交流団を派遣しました。また、ベルギーとの交流もありました。さらに、日本との交流は、ネービーメモリアルからの助成金で行ないました。7人のアメリカの少年団員と同じく7人の日本の少年団員が共に1か月旅をしました。

2週間日本で、2週間アメメカで1か月共に旅をしたのですが、コストに関しては、日本の企業からの助成金があって、また、ネービーメモリアルからも助成金がありました。

これは、順調なプログラムで、大変良く受け入れられました。これを将来とも継続させていきたいと思います。(注)

カナダとの交流も大変素晴らしいものでした。ただ、エスコートオフィサー間の人間関係に少し気まずい点がありましたが、これも教訓になったのではないかと思います。

このような交流プログラムは高くつきますけれども、大変人気の高いものであることも確かであります。ですから、なるべく自己負担を軽減しながら、今後とも継続していきたいと思っています。

 

(注)「ネービーメモリアルの交流について、日本側は全く承知していない」との日本の質問に対し、次の回答あり。

これは、海洋少年団が運営しているものではありません。参加者は少年団員でしたが、プログラムの運営者はISCA外部の者でしたので問題はあります。アメリカの少年団員は私共の組織の一員でしたが、日本の少年達が実際少年団員であったのか確認が取れておりません。この点は問い合わせて回答は後程いたします。おそらくこの問題は継続するものと思う。少なくとも来年も、このプログラムが計画されておりますので。しかし、これは私達の範囲外のものですけれども、勿論少年団員のISCAの枠内での日本との交流も望んでいます。

 

(日本)別添資料に基づき概要説明

 

 

 

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