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(c) 材料の選定など上記を参考に、平板としては300 mmピッチで厚さ8 mmを採用すればよい。そこで、解説参考表1のこの寸法の欄の設計水圧を見ると、0.222 MPaであるから解説参考表2からこの圧力以上のテーパー付板を選択すれば次のようになる。

厚さ6 mm相当欄から、0.227 MPaで質量4.73 kg/m、

厚さ7 mm相当欄から、0.244 MPaで質量5.14 kg/m、

厚さ8 mm相当欄から、0.227 MPaで質量4.73 kg/m、

解説参考表1の平板の300 mmピッチ、厚さ8 mmの質量は,6.48 kg/mであるから、平板の質量より軽くすることが理解できる。次に、船用アルミニウム合金押出形材の種類を本体表1から選定すると、PI-02(設計水圧0.274 MPa、板部質量4.94 kg/m)となる。

(d) 船底縦肋骨(ロンジ)の要求断面係数の求めに合致した船用アルミニウム合金押出部材の選定について

(d-1) “軽構造船暫定基準”による場合の計算例

 

031-1.gif

 

(d-2) “軽構造船基準(案)”による場合の計算例

 

031-2.gif

 

 

 

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