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(4)Symbols for structural fire protection

新作業項目の投票で賛成を得て作業項目に加えられたSymbols for structural fire protectionについては、提案されているWD案(SC 1文書N66、添付資料15参照)について検討する時間がなかったため、WG3メンバーは4月30日までに同文書に対するコメントをコンべナーMr. Abbateへ提出するよう要請された。

 

3. 所 感

 

ISO規格案の作成は、WGにて比較的早い速度で進められている。CD及びDISに対する意見は、技術的に妥当なものであれば、十分尊重されている。従って、日本国内にてCD及びDISを検討して意見を提出することは有意義である。

但し、規格立案初期のWDは、提案した国の規格をもとに作成されることがあるので、規格作成にはその初期の段階から係ることが肝要であろう。

SC1には、将来の規格作成作業候補としてリストに挙げられているが、まだ作業を開始していない項目が多数ある。これらの作業が必要か否かを含め、将来課題については前もって検討しておく必要があろう。

TC8の事務局が日本に交代したこともあり、SC1の会議を将来,日本で開催することを含め、SC1の将来作業に積極的に参画していくべきであろう。

 

以 上

 

 

 

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