4.4 流量特性試験
4.4.1 弁性能試験結果の表およびグラフの説明
(1)弁性能試験結果(配管ぎ装品専門分科会案 表15〜18)
(2)弁性能試験結果(配管ぎ装品専門分科会案 表19〜20)
弁の開度を計画した値に設定し、各開度での供試弁前後の差圧が一定の値になるような流量(流速)を実験的に求め、容量係数、損失係数を計算した。各開度で、差圧の高低3つの設定値に対して、それぞれ5回づつ流量(流速)を測定し、容量係数(Cv値)、損失係数(ζ)及びレイノルズ数[-]を求めた。さらに、容量係数(Cv値)、損失係数(ζ)については、各差圧での値を平均して求めた。
表15〜16に球状黒鉛鋳鉄玉形弁、表17〜18に球状黒鉛鋳鉄逆止め玉形弁の試験結果をそれぞれ示した。また、鋳鉄弁玉形弁及び逆止め玉形弁の試験結果を同様に表19〜20にそれぞれ示した。
(3)容量係数と開口面積の関係(図8及び図9)
弁性能試験結果表の各開度に対する容量係数を開口面積とともに片対数グラフに示した。
図8及び図9に玉形弁及び逆止め玉形弁の容量係数及び開口面積をそれぞれ示した。
(4)流量特性グラフ(図10及び図11)
開度100%での容量係数に対する各弁のそれぞれの開度での容量係数比(%)を示した。
図10及び図11に玉形弁及び逆止め玉形弁の流量特性をそれぞれ示した。
(5)損失係数グラフ(図12及び図13)
弁性能試験結果表の各開度に対する損失係数を片対数グラフにあらわした。
図12及び図13に玉形弁及び逆止め玉形弁の損失係数をそれぞれ示した。