たB&W博物館(図9)を見学する機会を得た。同社が初めて製作したディーゼル機関(実物)や、多くの歴史を刻んだ製品の精密な縮尺模型が展示されていた。同館を案内していただいた方の熱心な説明(ドイツ語混じり)に圧倒されるとともに、ディーゼル機関に携わった先人達のロマンと誇りを強く感じた。
以上、CIMAC WG“Heavy Fuel”(第40回)会議に出席し多くの新しい知見を得るとともに、ISME Tokyo 2000への参加要講の機会を得たことは、誠に有意義であった。
最後に、今回の会議出席に際して、同行され、ご指導くださった塩出敬二郎氏、並びに研究室訪間を照会してくださった木村雅一氏[MAN B&W(Japan)Ltd.]、また、学会事務局の方々に厚くお礼申し上げます。
参考文献
(1) Holmvang, p., Used Lubricating Oil Mixed into Fuel Oil(Draft report), (1998.9).
(2) Wakatsuki, Y., et al., The Damage Caused by the Recent Low Grade Fuel Oil, (1998.9).
(3) Henningsen, S., Air Pollution from Large Two-Stroke Diesel Engines and Technologies to Control It.(1998), 477-534, Academie Press.