中部資料1] ハイキング報告(参加者の感想)
前日の雨が打って変わっての晴天。まさにハイキング日和であった。
今日のハイキングは約5km。シンポジウム会場でもある布土地区公民館をスタート地点とし、農道をって、ハイキングコースであるオレンジラインをって公民館に戻ってくるというコースだ。公民館の外で農産物の即売コーナーが始まったため、9時前から人が集まり始めた。結局、開始時間の10時には100人前後の参加者が集まった。家族連れが多い。
いくつかのポイントで布土地区の人が、そこにある地域資源の説明をしてくれるとのこと、ハイキング終了後は、公民館で豚汁、ご飯、ヤキイモが振る舞われるとのこと、そんな説明を受けた後、出発。
参加者は思ったより多く、年齢層も広い。たちまち集団は長い列となった。手作りの「布土地区おもしろマップ」を各自持ち、気の向くままに歩いている。私たちはもちろん後方でぷらぷら。ハイキング担当者は説明を聴いてもらいたいと、気がきでない。しかし、説明がなくても地図を見ればいろんな事がわかる。のんびり歩くと気持ちがいいものだ。この参加者以外にも、周辺の方だろうか、何人か各々のコースでハイキングを楽しんでいる。
紅葉したもみじ、黄カラスウリ、など秋を感じさせるのモノばかり。更には、ため池、里山保全事業地、照葉樹林、竹林など、美浜町布土地区ならではのモノも見られる。
植物に詳しい人、地域のことに詳しい人、に説明をしてもらいながら、そんなモノを堪能。途中で誰かが、ウラジロを使って、弓矢を作った。
「私もほしい!私も作りたい!」
そこからは、弓矢作りに熱中。相性が悪いのか(単なる不器用なのか?)なかなか作れない。周囲の参加者が次々作っていく中で、とうとう最後まで完成することはなかった。(これからしばらくはウラジロを見るたびに、弓矢作りをすることになるだろう)
そして、気がつけば集団からはぐれていた。地域の人に道を聴きながら、何とか、ゴール。心地よい風に吹かれて青空の下、竹のカップお皿で食べた豚汁とご飯は最高だった。