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あるお母さんが、びーとるキッズ(幼児クラブ)のボランティアをしているのを見て、その時参加していたお母さん(3才、1才の男児のお母さん)が、「ボランティアというほどでもないが、お手伝いできる時は少しさせてほしい。」と言われ、利用するお母さんの中からボランティアの芽が出てきているのが嬉しかった。

ボランティアを動かしていくのは、思ったより大変で難しい。でも、出会いがあって、児童センターに新しい風が入り、利用者も、ボランティアする人も、職員もみんなが、よかったと思えるような体験ができたらしい。そのことがボランティア育成につながっていくと思う。私達は、児童センターに風が入りやすく、その風が地域へも吹かれていくよう努力しなければいけないと思った。

 

今後の課題

・登録だけで活動がない人への対応。

・ボランティアの人達が落ち着ける所の確保。(お茶など飲めるような所を作り、気軽に来て活動できるようにする)

・大学生や、高校生をリーダーにしたようなプログラム作り。

もっと児童センターを知ってもらい、児童センターでのボランティアの存在を知ってもらうようなプログラムを、ボランティアの人達と企画し、ボランティアが児童センターに根づき、地域とより一層強く、結ばれるようがんばっていきたい。

 

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