姫路市立東児童館
〒671-0252 姫路市花田町加納原田813 TEL.0792-53-6001 FAX.0792-53-2357
設置主体:姫路市
人 口: 500,000人
設立年月日:昭和58年3月1日
職 員 数:所長1名 児童厚生員2名 体力増進指導員2名 事務補助員1名
開館時間:午前9時00分
閉館時間:午後5時00分
休 館 日:月曜日、祝日の翌日・年末年始
地域環境:周りは田や畑が広がる地域であるが、近年バイパスや郊外大型店舗が建設された。新興住宅も多くなってきた。2世帯で生活している家庭が多い
●東児童センターボランティア育成●
タネも仕掛けも惜しみなくボランティア
活動の概要
東児童センターでは、個人のボランティアが6名(大人)・母親クラブが主に活動しています。
今回この事業の目的は、
1. 新しいボランティアの開拓
2. ボランティアの活動内容の充実
3. 地域の方々にボランティア活動を理解・協力してもらう。
以上の3点です。
1に関しては、中学校(秋を楽しむ会・茶道部協力)や小学校(からふるフェスティバル・ベトナムの子どもによる竜舞披露)と協力体制を整えるほか、和凧づくりの井藤さん(日本たこの会)と高齢者ボランティア(平均年齢74歳)太子マジツク同好会の皆さんに協力をお願いしました。県の広報紙などから情報を集めて連絡を取り、センターの主旨を説明し、また、各ボランティアの意向も聞きながら、双方が最も良い形でボランティア活動が行えるように配慮しました。
2に関しては、個々のボランティア活動を更に魅力的なものにするため、内容をボランティア任せにするのではなく、職員や子どもたち・保護者の意見を交え展開させました。
特に効果があったものは、普段は絵画指導のボランティアをして下さっている方の趣味を生かした、親子草木染やお茶会開催です。ボランティアの方々の個性をひきだし、センター活動につなげていくのも、我々の重要な課題です。
3に関しては、センター内だけではボランティア活動の紹介に限界があるため、地域の子どもや大人が参加できる大きなお祭りを開催し、各人の紹介や活動展を行ったり、お祭り会場で活動披露も実施しました。これを機に、センターボランティアへの理解と、協力者が増えることを願いました。
活動の成果
児童センターは、地域のコミュニケーションの拠点であるという考えのもと、いろいろな年代の方々が子どもたちとふれあい、子どもの健全育成を柱とする地域援助(コミュニティーワーク)を行わねばなりません。職員だけでは、事業をするのにも限界がありますが、あくまでも地域の中から協力者を見つけ、活性化していくことが重要なのです。センター内部だけの活動にとどまらず、地域に根をはったボランティア育成は大切な課題です。