桂児童館
〒615-8194 京都府京都市西京区川島粟田町40-4 TEL./FAX. 075-391-5288
設置主体:京都市
人 口:1,459,000人
設立年月日:昭和45年6月1日
職 員 数:館長、職員4名
開館時間:午前9時00分
閉館時間:学童保育は午後5時 延長保育は午後5時30分火〜金 5月〜10月は午後6時まで(夏休み期間は午後5時)11月〜4月は午後5時30分まで(冬・春休みは午後5時)
休 館 日:日曜日、祭日、年末年始(他に特別休暇あり)
地域環境:京都市の郊外で、古くから丹波街道に沿って集落があったところに郊外のターミナルを中心にした住宅が広がっています
●青少年がさまざまな活動と体験をとおしてふれあいができる地域づくり●
歌え!中高生、君らのホームステージで!
活動の概要
〔はじめに 居場所から発展へ〕
概要で述べているように、中高生の来館は、自分が館に来るのは当然といった感じでした。
館の職員が夏のキャンプやバザー、もちつき等を手伝って欲しい、という呼びかけに応えてくれていました。
それが数年前からひんぱんに来る中高校生が何人か出てきました。互いに話しをしたり、ふざけあったり、屋上でバスケットをしたりする連中、つまり児童館を居場所とする中高生の出現です。そして小学生とキックベースやタイベンをして遊ぶお兄さんとして、彼等の立場が確立してきます。
96年〜97年にかけて地域でボランティア活動をしている大人と青年達が『高校生がこのままで過ごすより、ボランティア・クラブを結成して何らかの活動をした方が、本人の為にも館にも良いと思う。』と持ちかけられ、『君達も一緒にやってくれるなら』と結成の準備を進めてきて、97年に発足しましたが1年を準備会のつもりで、館の活動の応援をしてもらいました。
〔館としてボランティア・クラブ“焼肉定食”を本格的に育てることに踏み出す〕
当初は、募集に関しては本人の意思だけで入会を決めましたが、『保護者の了解もなく』という申出があり、入会書には保護者の認印が必要となりました。入会者は館を居場所としている高校生の他に、夏休みに高校生のユースアクションとして、キャンプ・リーダーになった人も呼びかけました。会の代表と事務局は先に結成を提案してくれた大人と青年になってもらい、職員は顧問となりました。
〔中高生が来やすいようにする為の環境の整備をすすめる。〕
館としては98年度の事業として中高生の活動を以下のように考えることとしました。
4月−年度当初に閉館の時間を午後6時とし、冬季でも5時30分と延長しました。
5月−ソファーを図書室に入れました。寄付
6月−パソコンを導入、インターネットも取り入れました。(現在はパソコン操作が難しくあまり活躍していません。)中古のパソコンを保護者から安く購入。
中高生の対応と、中高生問題の今日的課題を学ぶため、館長が全国児童館連合会の総会とセミナーに出席して勉強しました。
7月−キャンプを2泊3日とし、高校生の活躍を期待し、余裕ある日程にして魅力ある内容にしました。