また、今回児童館で活動している母親クラブ、子育てサークルの会員を対象に実施した「ボランティアリーダー養成講座」を開催したが、それぞれに活動していた各グループのリーダーが、今後児童館、各地域でボランティア活動をしていくうえで理論、方法論、実技を学んだことは意義があった。
今後、児童館がボランティア活動の拠点として機能できるよう市社協のボランティア情報センター、平野区ボランティアビューロー、区内関係団体と密接な連携をとおしてボランティアの輪を広げる。
職員はコミュニティワーカーとして、地域の社会資源を生かし、ボランティアを児童館に導入し、各関係機関とネットワークを図りながら、点を線に、線を面にする事業展開する時代にきているのではなかろうか。
今後の課題
今回の講座を通して、参加した受講者は、児童館でのボランティア活動の意義について、今までよりも深く知ることが出来た。さらに母親クラブ・子育てサークルの受講者たちが実際に実技や実習を担当し、子ども達に手芸作品を指導することによって、今後の活動意欲が高いものになったのでないか。
平成11年度より、児童館の年間プログラムにボランティアコミュニケーションが参加するとともに、児童館運営に携わるものとしての活動も、今後期待される。