富山市立中央児童館
〒930-0085 富山県富山市丸の内1-4-50 TEL./FAX.0764-42-6577
設置主体:富山市
人 口:320,000人
設立年月日:平成5年4月1日
職 員 数:8名
開館時間:午前9時30分
閉館時間:午後6時00分
休 館 日:月曜、祝日
地域環境:平成8年4日から「中核市」に移行して、“まちには活気と風格、人々の心にはやすらぎと意欲がみちあふれる故郷とやま”の実現に向けて、行政の枠を越えて活気づいている。特に児童健全育成都市宣言を行い、こども達の未来を開く活動への意欲がみなぎっている
●中央児童館子育て支援ボランティア会育成事業●
「あそび大すき」人間1000人集合!
活動の概要
(a)活動の位置付け
地域では様々な催しが行われていますが、参加する人、催しを支え世話活動をする人がいて盛り上がるものです。富山県人は内向的なのか地域外での活動には出にくいといいます。そこで試行的に市内4箇所に拠点を定め行事を設定し、母親クラブ、長寿会、児童会に呼びかけ地域外ヘの支援活動を要請したところ、多少ながら参加して戴く事ができました。参加者は知らない子どもたちとも馴染め、楽しく支援への自信が沸いて来たといってくれました。
また中央児童館では各種相談窓口をもっています。核家族、少子時代のすすむ中で、若いお母さんたちの子育ての中での戸惑いや幼児のことばの相談がかなり多くあり、専任相談員を配置して対応しているが充分とは言えません。月一回程度の専門医の個別相談も行っていますが、充分な時間が取れません。出来るだけ多くの相談者に満足戴くために、今年は3回の子育てにかかわる専門医による講演会を実施してみました。
幼児を抱えての申し込みが多くあり、臨時保育を計画して関係機関に要請したところ、医薬大看護婦会、医薬大生、短大保育科生、ボランティアグループ等から20名近くの賛同を得て初回講演会は大成功でした。8月2日に開催した二回目の講演会にも動員いただきボランティアグループのリーダーからボランティア活動についての説明を聞き会の骨子が出来ました。このことについては、積極的に地域におりてボランティア会の拡大に努めたいと考えます。
(b)コーディネーターとしてのねらい
地域グループや施設学生グループに活動内容別ボランティア登録を戴き、活動要請することが出来るように努力します。
1] 子育て支援事業の中で専門医の講演会に参加者の預かり保育をどうするかが最大の課題でした。
2] 各種サークル活動での専門講師の専任をどうするかです。
(パソコン、お茶、工作、一輪車、体操、陶芸、七宝焼など)
3] 地域の児童会団体、長寿会団体、母親クラブとの協力関係を発展させるにはどう対処するか。
この様なことについて、今回の活動やイベントを通じて幾つか反省させられました。それは情報収集に欠き、積極性に欠いた点で有ります。すなおに地域の皆さんとの間隔を縮める努力をすることを痛感しました。