・お話しの読み聞かせグループリーダーのフォローアップ講座の実施
・高齢者のボランティアグループの活動の場の提供囲碁将棋サークルによる将棋道場の開催
ささご会(寿大学卒業生)による平和事業等の参加寿大学院生による遊びの伝承の機会の設定
3]地域に打ってでる事業の展開
・2町会とさくら館の合同お餅つき会の実施
・地域の公園での焼き芋会等の実施
・地域委員会主催サッカー大会へ参加
4]地域の人材の活用
・児童館活動や地域活動に参加してくれる「まちの巨匠」の確保
今後の課題
近隣地域の反対がある中で、建設されたさくら館は3回目のさくらの季節を迎えた、近隣の方々がこよなく愛するシンボルツリーのさくらの木も老木化してきたので、20年先を見越して若木を植樹した。児童館や児童館に集まる子どもたちが地域から愛され、見守られて育つように、今私たち職員はこの若木の開花をこころまちにしている。
児童館職員が地域のコーディネーターとして機能するということは、単なるコーディネーターと一味違うと考えている。それは児童館職員は同時に子どもの代弁者であることを忘れてはいけないと考えるからだ。児童館を中心として渚躍するボランティアの方々とともに常に「子どもの最善の利益」とは何かを考え、時には大人と子どものギャップを埋めることも求められる。そのためには子どもとともに遊び、共感する力を絶えず身につけて置く必要がある。大人の活動が活発になればなるほど調整という仕事量が増え、子どもと遊んだり、話したりする時間が減る。この葛藤を埋めるための新たなプログラム展開の工夫を急がねばならない。