城山ふれあいの家
〒164-0001 東京都中野区城山1-20-4 TEL.03-3363-0388 FAX.03-3363-7116
設置主体:中野区
人 口:304,000人
設立年月日:平成8年3月12日
職 員 数:館長(兼務)・正規職員6人・非常勤職員3人
開館時間:午前9時00分
閉館時間:児童館(学菫クラブ)・高齢者集会室午後5時00分 マルチルームロビー午後10時00分
休 館 日:日・月曜日、国民の祝祭日、年末年始 但し、学童クラブは月曜日開館、マルチルームのみ第3月曜日
地域環境:地域環境 新宿副都心に隣接し、地域内を環状6号線・青梅街道・大久保通りが走り、JR中央線東中野駅の南側にある四角い地域 地域内は狭い路地が多く、緑や遊び場が少ない
●城山ふれあいの家(愛称さくら館)運営協議会及び事業部会活動の促進、中高生によるボランティア活動(ティーンズ)の支援●
さくらネットワーク最前線!
活動の概要
児童館職員は日々の施設の管理、児童の遊びの指導とともに、今日的課題として、地域の健全育成活動を援助し、地域ネットワークのコーディネーターとしての役割が強く求められている。さくら館では「ともにいきよう」という大テーマのもとに事業展開をしているが、必ず、そこには地域のボランティアの参加を促し、次の活動への意欲につなげる努力を図ってきた。その集大成がさくら館まつりである。
さくら館まつりにはこれまでに当館にかかわった人々が個人で、グループに集まり、企画・運営するまつりである。子ども実行委員会、大人実行委員会によるさまざまな企画・運営、自主グループによるステージ発表等老若男女600余人が2日間にわたり楽しんだ。いづれも大盛況であった。とりわけ、全員参加によるフィナーレの「輪になっておどろう」はまさに、地域がつくるさくら館活動を形にしていた。雑踏の中を飛び回り、笑顔で対応する職員は地域の一員と化していたと言っても過言ではない。
こうしたつながりは、一朝一夕でできるものではなく、日々の積み重ねがあってこそと考える。地域のボランティアの方々の多くは無償ボランティアである。意気に感じるから動くのであって、点を線に、線を面につなげていく役割を負う私たちコーディネーターはあくまで活動のサポーターである。
広く地域の子どもを取り巻く問題は住民参加・共働のシステムである住区協議会(住民による組織)や地区委員会とともに、児童館の運営や身近な子どもの問題は児童館運営協議会、地域の一員としての役割は近隣の方々と、ていねいに協議しながら進めてきた。また、地域行事に積極的に参加してきたことなども、ボランティアコーディネーターとしての大切な取組みである。これからの児童館は、館に引きこもりがちな活動スタイルを職員間で工夫して変化させ、地域をフィールドとした子どもセンターとして機能することが求められている。
活動の成果
今年度のさくら館の活動の成果を振り返ってみると次の4点が上げられる。
1]自主グループの発足、活動の支援
・高齢者の童謡・唱歌の会の活動支援(ピッコロコンサートの実施)
・高齢者の健康体操グループの発足支援
2]ボランティアグループへの支援
・高校生ボランティアグループ「ティーインズ」の活動支援(東部ヤングフォーラム中央フォーラムへの参加・中学生「居場所」アンケートの集計)