足立区中部児童館老人館
〒123-0852 東京都足立区関原2-10-10 TEL.03-3889-4661 FAX03-3887-1417 中部在宅介護支援センター(別棟なので宛先を必ず記入願います)
設置主体:足立区
人 口:630,000人
設立年月日:昭和42年5月4日
職 員 数:児童館3名(児童指導2 用務1)老人館4名(館長事務職1 児童指導1 用務1 非常勤1) 学童保育2名(児童指導2)
開館時間:午前9時00分
閉館時間:午後5時00分
休 館 日:日・月曜日、国民の祝祭日、年末年始。(5/5は開館)
地域環境:荒川を南に配した高齢者の多い住宅密集地域である。町の商店街は活気にあふれ、核家族化が進むなかで3世代が共に住む家庭も多い。
●「ほのぼの子育てこの指止まれ!」シリーズ●
気づけば親子でノーリノリ
活動の概要
地域で子育てについて考え合う中で、人と人とのつながりを広げ、子どもにとって「豊かに育つ街づくり」を目指して児童館事業を展開しているが、平成10年度は特に子育て支援の視点と7月から始まった相談事業に焦点を合わせ、事業形態を組み立てた。
1]子どもが主体性をもって活動していける事業展開として、第2土曜日の「わんぱく王国」や「わんぱく子どもサロン」。これには青年ボランティアを含め地域の大人や父母が関わり、共に活動するとともに子ども達の話し合いや企画もリードし、子どもの自主性を引き出してゆく取り組み。
2]子どもも大人も遊び心を開いていく地域交流事業の中での地域の人達によるボランティアの活躍。
3]母親サークルを中心に足立子どもフェスティバル等、児童文化を創る取り組みや母親活動の活性化も含めた生き生き子育てのための講座講演会。
4]地域の人と人とのつながりを広げる世代間交流のおまつりや人材マツプの取り組み事業。以上の4つの視点で、ボランティアコーディネートを進め、活動することがボランティア活動へとつながり、より広い活動へ発展するよう配慮した。
活動の成果
第2土曜日になると「わんぱく王国」に子ども達が集まると共に青年ボランティアも来館し、子どもと一緒に遊んだり、ゲームリーダーとして渚躍する等、日頃から地域ボランティアや青年ボランティアが活動している児童館である。今回「地域ボランティアコーディネーターの育成事業」は、平成10年度の事業実施テーマである「ほのぼの子育てこの指止まれ!」はまさにピッタリで、活動の成果は事業をどのように取り組んだかの報告で伝えることができると思う。
中部児童館では、幼児グループを修了した母親たちは、そのOBとして母親サークル「チューリップ」に所属し活動を展開し、その母体が「わんぱく王国」の時のボランティアになったり、料理教室のボランティア講師として日常活躍している。足立区全体の子どもフェスティバルには、各児童館・住区センターの母親サークルの集合体である「足立母親サークル連絡会」が人形劇児童文化部門を受け持ち、毎回バラエティーに富んだプログラムを上演している。