佐倉市立志津(しづ)児童センター
〒285-0846 千葉県佐倉市上志津1764-6 TEL.043-488-0326
設置主体:佐倉市
人 口:172,000人
設立年月日:昭和54年4月1日
職 員 数:所長1、主任保母2、用務員1、児童厚生員6、図書補佐員1、時間外パート補佐員3
開館時間:午前9時00分
閉館時間:午後5時00分 (但し、留守家庭児童は午後7時00分 土曜日午後5時00分)
休 館 日:月曜日(但し、留守家庭児童は来館)、祝日、年末年始12/28〜1/4
地域環境:当市でもっとも人口増加が著しい志津地区の高層マンションに囲まれた住宅地の一角に位置している
●ボランティアクラブ育成事業●
薫って!季節のボランティア
活動の概要
当児童センターの子どもボランティアは、平成8年度までは小学校4年生以上を対象として、行事を中心とした実行委員形式で行なってきた。しかし、ボランティア活動を通じて意義や喜びを見つけ仲間づくりをしていくために、平成9年度より年間を通して活動するボランティアクラブとして発足した。
現在のボランティアクラブの登録人数は、小学校4年生が7名、5年生が3名、6年生が3名、中学生が5名の計18名。活動内容は、月一回の定例会とセンター行事への協力を主に行なっているが、おばけ大会のようにボランティアクラブが企画、開催する事業もある。
こどもフェスティバルでは、センターの運営委員や、地域の方々と協力し合い成功させることができた。12月には、クリスマス会を行い、ゲームを楽しんだり、みんなでおやつを作って食べたり、ボランティア同士の交流を図った。1月はこれからの予定や年度の予定を話し合い、3月にはお楽しみ遠足を計画している。地域のボランティアとしては、春に千本の芋苗植えから始まり、地域交流会、サツマイモ堀り、こどもフェスティバル、成木餅作りなど大きな行事に民生児童委員、主任児童委員、青少年相談委員、体育指導員、老人クラブなどのたくさんの方々が、参加してくださるようになった。また、日常の遊びの中では、伝承遊びや辻斬りなど、昔からの伝統行事について教えて下さる方などセンターに気軽に来てくださる方が増えてきた。
「幼児体操教室」では、体操をしている子の弟妹を預かることによって、兄姉が母親と十分体操を楽しめるよう保育ボランティアを募集し協力していただくようになった。
さらに、今回の事業を通じて、ボランティアをコーディネートする職員のあり方を学ぶ機会をつくることができた。12月には佐倉市の4施設の職員が一同に集まり、大正大学教授の吉澤英子先生を招いて講演会を開催した。これを契機に、4施設がボランティア会議を月1回行い、経験交流や情報の交換を行なうことができるようになった。
活動の成果
ボランティアクラブは最初に「おばけ大会」−児童センターの七不思議−に取り組んだ。7班に分かれて内容を考え、協力し合って準備した。当日は暑いホールの中で、おばけの役を十分楽しみ演じきっていた。そして「皆が驚いてくれたのが嬉しかった」「皆で協力して頑張れてよかった」など、ボランティアとしての喜びを感じることができた。