●大人の支えの中で、児童の活動がのびのびとできた。「おばけやしき」という大まかなイメージから「クモの巣づくり」までの細部に至る作業を大人が丁寧に手伝って、おばけ屋敷のいろいろな仕掛け作りまで発展させた。児童のイメージを具体化するには、大人の適切なアドバイスの必要性を感じた。
個々の活動をまつりという同じ土俵の中で、ジャンル・世代を越えて取り組めたこと、またこれをきっかけにそれぞれの団体、個人間で交流が生まれ、更に広がりつつあることは意義深く思う。
今後の課題
地域の諸団体の協力を得る中で、児童館活動がより理解され、またスタッフに参加することにより、通常の中で積極的に関わりを持つ児童が増えてきた。「スタッフ会議」も定着し協力体制が整ってきた。
ボランティアとの打ち合わせ準備等、開催までに多大な時間を要する現在では職員体制が十分でないため、これ以上の拡大が困難に思われる。しかし、ボランティア主導の開催に働きかけていくと、可能性は更に広がると考えられる。