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2. Q&Aで見る生活設計のための相談実例

 

Q父母の会の会合のおり、扶養共済制度というものがあるということを聞きました。我々障害児を持つ親にとって良い制度であるのなら是非加入したいと思っているのですが、一体どのような制度なのでしょうか?

 

Aこの方の質問は、心身障害者扶養共済制度についてです。

この制度は、障害を持つ子の保護者の相互扶助の精神に基づいて、保護者が生きている間一定の掛け金を納付し、保護者が死亡したり重度の障害を持ったとき、残された心身障害児者の養育と経済保障の財源として、終身年金として備えるための「相互扶助の共済制度」として昭和45年に発足した保険制度です。

またこの制度は、心身障害児者をかかえる親達の自助努力に対して、国の福祉対策と事業団による県の共済責任を保険する扶養保険制度であるとともに、生命保険会社や信託銀行の援助により、「親」「地方公共団体」「国」「民間会社」の四者一体の制度として体系をなしていることも特徴です。なお、東京都の場合は東京都心身障害者扶養年金制度という独自の制度を設けています。

しかしこの制度も、近年の低金利の影響を受けて、保険金の運用利回りの低下により年金の給付を将来にわたって安定的に給付するための財源もひっ迫してきたことから、掛金の引き上げや公費による財源支援措置をすることなど制度の安定化を図る目的に、平成8年1月に改正されました。

この制度の概要については、44ページを参照して下さい。

 

Q子供のしぐさや様子がおかしいので医師の診察を受けたところ、小児マヒと診断され、ショックを受けました。今後の生活のことを考えると不安も募ってきます。父母の会を紹介され入会をし、多くの仲間がいることを知っていくらか落ち着きました。そして障害者に対する各種の措置策があるという話を耳にしたのですが、どのような優遇措置があるのか教えて下さい。

 

Aこの方の質問は、障害者に対する各種の割引・減免制度及び福祉措置についてです。一般に皆さんが既に知られている、若しくは既に利用されている所得税や住民税、相続税や年金等の他にも、様々な制度やサービスが行われています。

これらの優遇措置を上手に利用していくことにより、生活にもよりゆとりが生まれ、他に活用できる資金としても増えていくことも充分考えられます。是非、これらの優遇措置を活用し、生活設計に組み入れる等していって下さい。

これらのさまざまな優遇措置の実際については32ページ以降に詳しく記してありますので、参照して下さい。

 

 

 

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