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●年間の家計管理を行う

次に年間の家計管理を行うために、下記のような例を参考として計画書の作成見本も12ページに掲載しておきますので、家計管理の立案をしてみて下さい。(表2)

まず最初に、1ヵ月間の収入・支出の平均的パターンに基づいて、3ヵ月ごとの収支プランを作成します。こうすることによって、季節ごとの変動も考慮するということも可能となります。

表1で検討をした中・長期の生活設計に基づいた資金計画を組み込み、これを前提に家計のやりくりを考えていくようにします。この結果、我が家でどれだけゆとりが生まれるかを想定することが可能となり、また同時に金融資産の現状を把握することもできるので、目標を持った家計管理を目指すということにも繋がってきます。

 

1]収入欄=給与支払明細書から記入

月給・ボーナスの最近の平均支給額を基本ベースとします。ここでは、税金・社会保険料・雇用保険料等を差し引いた手取額を記入します。(但し、給与天引きの財形等は3]で記入します)

2]その他の収入

利子・配当等、定期収入がある場合、またその他予め想定の可能な収入を記載します。

3]給与天引き=給与支払明細書から記入

給与支給段階での財形貯蓄・社内預金、職場ローンの返済等が控除されている場合、天引き・引落し欄に記入します。

4]銀行・郵便貯金口座からの引落=預金通帳で確認を行う

最近は、給与振込口座から、電気、ガス料金や新聞購読料、NHK受信料等の支払を自動引落で済ませるケースが一般的となっています。定期預金への自動積立はもとより、他の金融商品への積立、生命保険料、住宅ローンの返済等も、自動引落が可能なものが多くなっています。ここでの支出グループは、季節変動(光熱費関係)やボーナス時の積立・支払増(貯蓄・ローン等)等はあるにしても、概ね一定のパターンで支出される部分といえるでしょう。従って、ここまでの段階で、計画的な支出および貯蓄・ローン・保険等資産に関する要素の多くが含まれているので、例えば月末に通帳記帳をする習慣をつけることによって、これらの家計情報を定期的にチェックできることとなるのです。

5]やりくり生活資金の段階

銀行口座から現金で引き出された部分が、日常の生活費=やりくり生活資金となります。一般的には、食費、衣料費、教育関係費、医療費、レジャー関連費等が中心となり、この中で固定的な費用と、ある程度コントロール可能な部分(本当の意味でのやりくりが可能な部分)とを、分けて管理していくことが賢明なことといえるのです。但し、最初は大雑把な分類でも良いでしょう。また、クレジットカードでの買物やローン等も、結果的には銀行口座からの引落ということになりますが、不定期な支出なので、この段階に加えて考えた方が良いということがいえます。

6]ゆとり資金

このゆとり資金が生まれれば、家計収支は黒字ということとなります。もし、マイナスであるのであれば、貯蓄を取り崩すこと等によって家計を補っていくこととなります。このゆとり資金の使い道も、別にプランを立てておく方が良いでしょう。

 

 

 

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