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(4)広報を含む街頭活動の強化

歳末特別警戒活動にあっては、警察官、防犯委員、少年補導員、地域安全ボランティア等を連携して、市内繁華街において、チラシ・テイッシュ・啓発グッズを配布しながら、各種犯罪の被害防止と警戒を呼びかけた。

(5)犯罪発生抑止活動

地区内で高齢者を狙ったひったくりが多発したことから、各種会合、地域安全講座等において、ひったくり防止ネットやチラシ等を配布したほか、防犯委員や金融防犯協議会を通じ、ポスター300枚、チラシ5万枚を地区内に配布して、ひったくり被害防止意識の高揚を図った。

 

5 モデル地区活動の効果

(1)「地域安全講座」の開講によって、これに参加した受講者相互間の連携が図られたほか、地域における自主的安全活動のリーダーとしての自覚が高まった。併せて、自宅を「地域安全の家」として指定され、表示プレートを掲出したことによって、地域住民の安全意識の高揚と高齢者や児童等への安心感を醸成した。

(2)高齢者を狙ったひったくりの多発に対応して実施した、高齢者対象の講習及びポスター・チラシの広報啓発によって、県内のひったくり発生件数が激増しているなか、地区内の発生件数は、平成10年11月現在、75件(前年比マイナス3件)と減少がみられた。

 

 

 

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