日本財団 図書館


(6)北九州港

 

北九州港では、アジア方面の航路が充実しており、1997年の取扱実績では、輸出入とも、アジア発着コンテナ貨物が9割以上を占めている。

ダイレクト航路における取扱量の推移をみると、97年の取扱量は、阪神・淡路大地震の影響で一時的に増加した95、96年を除き94年と比較しても輸出は減少に転じている。一方、輸入は同様に95、96年を除くと増加基調にある。

また、神戸港・大阪港への内航フィーダー航路も開設されており、97年のフィーダー航路における取扱実績では、輸出入とも、ダイレクト航路のほとんど就航していない北米、欧州発着コンテナ貨物が7割以上を占めている。

フィーダー航路での取扱量の推移をみると、阪神・淡路大地震のあった95年のみならず、96、97年も引き続き減少しており、神戸港離れが進んでいる。97年の取扱量を94年と比較すると、輸出は約4割、輸入は約6割にまで減少している。

 

図3-3-l 北九州港における相手地域別輸出入量

061-1.gif

 

061-2.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION