(3)伊万里港

　

1]伊万里港の外貿コンテナ貨物の取扱状況

　

伊万里港には、1997年4月から韓国航路が週1便就航している。

97年の取扱実績では、輸入量が輸出量の約7倍となっており、輸入超過となっている。

取扱品目をみると、輸入では雑工業品、林産品、金属機械工業品で約9割を占め、具体的品目では製材品と家具の取扱個数で約6割を占めている。

輸出では金属機械工業品、雑工業品、化学工業品で約9割を占め、具体的品目では中古タイヤ、機械類、特殊フューズの取扱個数が多くなっている。

　

表3-3-7　伊万里港における外貿コンテナ貨物の輸出入量

資料)佐賀県港湾課資料より三和総合研究所作成

　

仕向・仕出港別では、韓国(釜山)は2割に過ぎず、残る8割が釜山港を経由してインドネシア(スラバヤ)、タイ(バンコク)、香港等、韓国以外の10ヶ国以上の港湾となっている。

表3-3-8　伊万里港取扱外貿コンテナ貨物の相手港別数量

資料)佐賀県港湾課資料より三和総合研究所作成

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