資料)「SHIPPING GAZETTE 1998/6/01」より三和総合研究所作成
(3)航路別の船型
ここでは、航路別の投入船舶の船型(TEU、DWT、喫水、船長、船幅等)を把握することにより、各航路別(特にアジア域内航路)にどの程度の港湾整備が必要とされるのかを明らかにする。
1]投入船舶の積載能力
フルコンテナ船の1隻あたりの船腹量を遠洋航路および域内航路別にみると、表2-1-5のとおりとなる。
極東・北米航路、極東・欧州・地中海航路については、1隻あたりの積載能力は2,500〜2,600TEUとなっている。一方、アジア域内航路については、約650TEU/隻となっており、極東・北米航路および極東・欧州・地中海航路に比べて4分の1程度となっている。
表2-1-5 フルコンテナ船の航路別船腹量(1994年末)