にどのくらいのコストがかかっているか、問題の所在を明らかにすることが可能であり、コスト削減を図る上で有力な手段となる。
2]顧客とのEDI実施による取引安定化
昨年度実施した情報担当者へのアンケート調査では、オンライン化による効果として「取引先との関係が強化され、取引が安定した」が最も多く40.0%となっている。
また、経営者アンケー卜調査でも、情報化への取り組みの成果として、「社内の事務処理の効率化」「顧客との事務処理の効率化」に次いで、「顧客との取引関係の強化」をあげる経営者が16.6%に達している。
このように、顧客(荷主)とオンライン化し、出荷・輸送・運賃請求等の情報をオンライン上で受け渡しすることが、安定的な取引への一種の保証として認識されており、事務処理の効率化に加え、経営基盤の安定化という観点からも顧客とのオンライン化を推進することが望ましい。