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11. 自宅からもっとも近い港

 

自宅からもっとも近い港についてたずねた結果を居住地別でみると、おおむね居住地区内の港を回答している。ただし、本土へ行く場合の乗船港を居住地別でみた結果と比較すると、上甑村住民のうち里港利用者が4割近くいるのに対し、もっとも近い港として「里港」をあげるものはだれもいない。

実態と住民の意識の差に大きな乖離が表れていることを象徴する結果の1つと言えよう。

 

表1.2.11特性別にみた自宅からもっとも近い港

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12. 港での荷物の受け渡しの有無

 

住民が各港で荷物の受け渡しをしているかどうかについてをみると、「利用しない」が33.5%でもっとも多く、受け渡しをしている中では、「月に1〜2日」が25.3%、「半年に1〜2日」が20.7%と、航路の利用頻度とほぼ同じ頻度となっている。

 

図1.2.15 港での荷物の受け渡しの有無

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