2]グラフの傾向から、線状のスペクトラムであったので、雑音電力のピーク値を取り出した。
(a)車上
試験車両走行中に測定されたデータは、停止中における同一周波数測定データの雑音電力のピーク値を引いた値とした。
(b)地上
試験車両通過時に測定されたデータは、停止中における同一周波数測定データの雑音電力のピーク値を引いた値とした。
5.3.3.3 営業車両による雑音測定試験
(1) 試験装置設置方法
元加治駅付近の試験装置設置状態を図5.3-4、5.3-5に示す。清瀬駅付近下り線を図5.3-6、上り線を図5.3-7に示す。
(2) 試験方法
車両の非通過時、及び通過中の雑音の周波数と電力のピーク値を測定した。なお、車両の形式、走行状態も併せて記録した。測定周波数帯域を表5.3-7に示す。
(3) 試験結果
表5.3-6に測定結果を示す。グラクは以下の要領で作成した。
1]-65dBm以上の雑音電力のピーク値を取り上げた。
2]グラフの傾向から、線状のスペクトラムであったので、雑音電力のピーク値を取り出した。
3]グラフの見やすさを考慮し、営業車両走行中に測定されたデータは、列車無し時における同一周波数測定データの雑音電力ピーク値を引いた値とした。