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5.3.2.2 試験装置仕様

 

主な装置の概要を表5.3-3に示す。

 

表5.3-3 装置仕様

066-1.gif

 

5.3.3 試験

 

5.3.3.1 定置試験

 

(1) 試験装置設置方法

試験装置の設置状態を図5.3-1、5.3-2に示す。試験車両編成図を図5.3-3に示す。

アンテナの設置位置は、M2車のSIV装置箱付近及びSIV変圧器箱付近、また、M2車のVVVFインバータ装置付近とM1、M2草間の渡り線付近とした。

 

(2) 試験方法

運転台において車両の各機器の操作を3回行い、各アンテナに誘起する雑音の周波数と電力のピーク値を測定した。測定周波数帯域を表5.3-7に示す。実施した操作項目を(a)〜(f)に示す。

(a)パンタグラフの上げ下げ

(b)空調装置のON/OFF

(c)エアコンプレッサのON/OFF

(d)室内灯のON/OFF

(e)ブレーキのON/OFF

(f)主幹制御器の操作

(3) 試験結果

測定結果を表5.3-4に示す。グラフは、観測された雑音のピーク値を点でプロットした。

グラフは、以下の要領で作成した。

1]-65dBm以上の雑音電力のピーク値を取り上げた。

2]グラフの傾向から、線状のスペクトラムであったので、雑音電力のピーク値を取り出した。

 

 

 

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