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(3)スピードコントローラ

表54〜表55に対策例を示す。

(3)-1 対策結果

A. 50kHz-30MHz

・電源フィルタを挿入する事により基準内になった。(表54対策例1参照)

B. 30MHz-156MHz

・この周波数範囲は基準内であり、対策はしなかった。

C. 156MHz-165MHz

・水平偏波において160MHzで基準外であるが電源フィルタを挿入した状態でアルミ箔で本体を囲う事により3dBの改善が見られた。

(表54表55対策例45参照)入出力線にEMIフィルタを入れても効果はなかったがEMIフィルタを挿入した状態で本体をアルミ箔で囲うと基準内であった。

(表55対策例7、8参照)

D. 165MHz-1GHz

・この周波数範囲は基準内であり、対策はしなかった。

 

(4)油分濃度計

放射無線周波数電磁界イミュニティの対策として電源フィルタの挿入及び本体のシールドは強化されているためこの部分の対策は完了と考え、警報線にEMIフィルタを入れてみた。

表56に対策例を示す。

(4)-1 対策結果

A. 150kHz-30MHz

・この周波数範囲は基準内であり、対策はしなかった。

B. 30MHz-156MHz

・超音波回路が作動している時に広い周波数範囲に電磁放射がでているため、ローパスフィルタが効果的だと考えられた。4種類使用したEMIフィルタの中で最も特性が良いと思われるZJSC-2R2-101を使用した時が効果が大きく基準内であったも(表56対策例4参照)

C. 156MHz-165MHz

・上記と同じ様にZJSC-2R2‐101を使用した時の方が効果が大きいが基準外であった。

(表56対策例4参照)

D. 165MHz-165MHz

・この周波数範囲は基準内であり、対策はしなかった。

 

 

 

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