海の安全
船舶の安全航行を見守る灯台(三重県・神島灯台)
海上保安庁は、海上における人命・財産の保護、治安の維持を目的として昭和23年(1948年)に創設され、本年5月1日をもって、50周年を迎えました。海上保安庁は創設以来、海上犯罪の取締りや海難救助等の警備救難業務、海洋調査や水路測量等の水路業務、光や電波の灯台の建設や維持管理等の航路標識業務といった、海の安全を確保するための幅広い業務を日夜休みなく活動しています。
航路しょう戒中の巡視船「いよなみ」と海上交通に関する情報提供と航行管制等を行う来島海峡海上交通センター(愛媛県大浜)
海の予報
気象衛星「ひまわり」が捕えた、平成9年台風19号
海洋気象ブイ
船舶の安全航行や港湾などの沿岸施設の災害防止、さらにはマリンレジャーなどの安全と快適さの確保には正確な海の情報が欠かせません。気象庁では気象衛星「ひまわり」、海洋気象観測船、一般船舶、海洋気象ブイロボットなどが観測したデータをもとに台風や低気圧、風や波、水温・海流や海氷などの実況監視や予報を行い、その結果を船舶や一般ユーザー向けに提供しています。
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