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<図 2-4-11 >シース切断部の防水処理方法

 

(3) 電線貫通金物の防水処理

電線貫通金物の防水処理方法の一例を<図 2-4-12 >に示す。

 

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<図 2-4-12>電線貫通金物の防水処理方法

 

2-5 ケーブルの端末処理

2-5-1 ケーブルの切断

ケーブルの切断に当たっては、機器内部への立ち上がり及び端末処理の余裕を必ず見込む。機器メーカーの工事用図書には、最小必要寸法が指定されているのが普通である。

 

2-5-2 ケーブルの接地

弱電機器は各ユニットの接地が完全であっても、外部接続ケーブルのがい装が接地されていなかったり、遮蔽線の接地が指定された場所でなかったりすると、不測の誘導障害を起こす場合があるので、指定された接地場所・方法を守り、水防栓口などケーブル導入部の防水処理と併せて完全に施工する必要がある。

 

 

 

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