2-5 ケーブルの端末処理
2-5-1 ケーブルの切断
ケーブルの切断に当たっては、機器内部への立ち上がり及び端末処理の余裕を必ず見込む。機器メーカーの工事用図書には、最小必要寸法が指定されているのが普通である。
2-5-2 ケーブルの接地
弱電機器は各ユニットの接地が完全であっても、外部接続ケーブルのがい装が接地されていなかったり、遮蔽線の接地が指定された場所でなかったりすると、不測の誘導障害を起こす場合があるので、指定された接地場所・方法を守り、水防栓口などケーブル導入部の防水処理と併せて完全に施工する必要がある。