この例は、レーダー表示器である。レーダー筐体と木台を取り付ける前に、不燃性のコンパウンド又は防水パテなどでシーリングすること。この部分のシーリングを忘れると、レーダー表示器内部へ湿気の多い空気が入ったり、鼠が入ったりして、機器に悪影響を与える。
<図 2-4-8>コーミングによる鋼製構造物貫通方法
2-4-4 防火仕切りの貫通 非防水形貫通金物類で隔壁又は甲板を貫通したとき、その場所が規則上の防火隔壁である場合は、貫通金物類の内部のケーブル空隙を不燃材あるいは難燃性の材料を用いて充填しなければならない。 貫通する隔壁又は甲板が「防火仕切り」のどのクラスになるかについて、十分認識しておく必要がある。A級防火仕切りの場合には、A-0 級、A-15級、A-30級、A-60級に区分され、数値が高いほど防火に対する要求が厳しくなることを示している。
2-4-4 防火仕切りの貫通
非防水形貫通金物類で隔壁又は甲板を貫通したとき、その場所が規則上の防火隔壁である場合は、貫通金物類の内部のケーブル空隙を不燃材あるいは難燃性の材料を用いて充填しなければならない。
貫通する隔壁又は甲板が「防火仕切り」のどのクラスになるかについて、十分認識しておく必要がある。A級防火仕切りの場合には、A-0 級、A-15級、A-30級、A-60級に区分され、数値が高いほど防火に対する要求が厳しくなることを示している。
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