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船舶電子機器装備工事ハンドブック

 事業名 船舶の電気装備技術の向上
 団体名 日本船舶電装協会 注目度注目度5


3.1 航海用レーダー

3.1.1 概説

航海用レーダー(以下「レーダー」という。)は、パルス状のマイクロ波を指向性空中線から発射し、その電波が物標に当たり反射して戻ってくるまでの時間を測定して物標までの距離と物標の方位を測定する装置である。レンジは24-48海里のものが普通で、120海里までのものもある。

物標は、平面位置表示器(PPI:Plan Position Indicator)に表示され、表示面の有効直径は7インチから10、12、16インチの種類がある。

PPI表示には、アナログ式とデジタル式のブラウン管表示方式があるが、現在は、多くの利点を有する後者が主流になっている。

デジタル式のブラウン管表示方式は、PPI走査で得たレーダー映像の極座標での位置を直交座標の位置に変換し、ブラウン管に表示するものである。このため、テレビのように高輝度表示ができ、また、その輝度を一定に保つことができるので、明るい場所で同時に複数の人がその映像を見ることができる。

レーダーの主要性能項目には、最大探知距離、最小探知距離、距離分解能、方位分解能、海面、雨雪反射の抑制特性などがあり、送信電力、受信最小感度、受信周波数帯域幅、パルス幅、空中線のビーム幅、空中線の装備条件などにより、性能が影響を受ける。

レーダーの性能基準はIMOの性能基準に準拠して船舶設備規程及び無線設備規則に規定されている。

 

3.1.2 システム構成

レーダーは一般に、空中線、送受信機及び表示器の3ユニット構成と、送受信機を空中線に含めた2ユニット構成とがある。前者は保守が容易であり、後者は装備が簡易である。

レーダーの構成の一例を<図 3.1.1>に示す。

 

 

 

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更新日: 2022年12月3日

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