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一 一般的条件

イ 自動的に受信及び印字ができること。

ロ 受信機能及び印字機能が正常に動作していることを容易に確認できること。

ハ 遭難通信を受信したときは、手動でのみ停止できる特別の警報を発すること。

ニ 電源電圧が定格電圧の(±)10パーセント以内において変動した場合においても、安定に動作するものであること。

ホ 通常起こり得る温度若しくは湿度の変化、振動又は衝撃があった場合において、支障なく動作するものであること。

 

二 感度

イ 150ピコファラッドの容量と10オームの抵抗との直列回路による擬似空中線回路を使用し、受信機入力電圧5マイクロボルトの希望波信号を加えた場合において、文字誤り率が4パーセント以下であること。

ロ 50オームの抵抗による擬似空中線回路を使用し、受信機入力電圧2マイクロボルトの希望波信号を加えた場合において、文字誤り率が4パーセント以下であること。

 

三 150ピコファラッドの容量と10オームの抵抗との直列回路による擬似空中線回路を使用し、受信機入力電圧10マイクロボルトの希望波信号を加えた状態の下で、以下に掲げる無変調の妨害波を加えた場合において、文字誤り率が4パーセント以下であること。

イ 次の表の上欄に掲げる区別に従い、それぞれ同表の下欄に掲げる受信機入力電圧の妨害波

 

197-1.gif

 

ロ 受信機入力電圧5マイクロボルトの518kHzの妨害波

ハ 相互変調を生じる関係にある受信機入力電圧3.16ミリボルトの二の妨害波(516kHzから520kHzまでのものを除く。)

 

 

 

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