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5] プリンターの調整

取扱説明書の指示に従ってプリンターの調整を行う。

(j) VHF無線電話

1] 空中線系

空中線の取付け状態、船首及び船尾方向や左右の障害物の状態、空中線コネクタの締付け状態及び防水状態等を確認する。

2] 電源電圧の確認

主電源及び補助(代替)電源の電圧を、VHF無線電話の供給端子でテスターを用いて確認する。

3] 電源スイッチ

本体電源部の主スイッチを投入し、さらに当該機器の電源スイッチを「入り」にすれば速やかに起動し、チャンネル表示その他の表示灯が正常に表示されることを確認する。

4] スケルチ動作

ハンドセットを取上げ、スケルチ調整ツマミを(一般的には)反時計方向一杯に回したときスピーカーから雑音が出ることを、また、そのツマミを時計方向に戻したときにはその雑音が抑制されることを確認する。

5] 受信部の動作状態

受信状態にしたとき、スピーカーからの受信音や雑音の音量によって、受信部の動作状態が正常であることを確認する。

6] ハンドセットのプレストークスイッチの動作状態

プレストークスイッチを押すと速やかに送信状態になり、送信の表示が行われることを確認する。ただし、このときは電波が発射されるので十分注意しながら行うこと。

7] 制御器の動作

遠隔制御機器が装備されている場合は、これらの制御機器においても前記3]〜6]の確認を行い、さらに制御機器間の優先順位についても確認する。

 

5・1・6 整備記録の作成

整備を行った場合は、別添の総括表(様式GM-1)及び整備記録(様式GM-2〜GM-7)を各3部作成し、管海官庁及び船舶所有者に各1部提出するとともに1部は整備事業場に少なくとも5年間保管する。

 

 

 

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