日本財団 図書館


(ii) 非防水形貫通金物

ケーブルの損傷を防止するため、甲板を貫通する場合にはコーミングを、隔壁を貫通する場合にはカラー又はブッシュを使用する。図4・9にその一例を示す。

 

186-1.gif

図4・9 非防水形貫通金物

 

(ハ) 固縛材料

ケーブルを固定するために使用され、巻バンド形と押さえバンド形とがあるが、工事の容易さから巻バンド形が多く使用されている。

(i) 押さえバンド

巾13mm以上の船用電線帯金(黄銅の帯状のもの、JIS H3201相当品)を所要の長さに切断し、布設ケーブルの形状に合わせて形打ち加工して図4・10の例のように使用する。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION