この反射波は、電波の入射角に応じて振幅と位相が定まるが、波浪による船舶の動揺や海面レベルの変化により、空中線に入射する反射波の位相と振幅は刻々と変化する。このような二つの信号が合成されるため受信信号レベルの変動、すなわちマルチパスフェーディングを生ずる。 7・8 レーダー電波の伝搬
この反射波は、電波の入射角に応じて振幅と位相が定まるが、波浪による船舶の動揺や海面レベルの変化により、空中線に入射する反射波の位相と振幅は刻々と変化する。このような二つの信号が合成されるため受信信号レベルの変動、すなわちマルチパスフェーディングを生ずる。
7・8 レーダー電波の伝搬
図7・13 幾何学的水平線、光学的水平線及びレーダ水平線の関係
前ページ 目次へ 次ページ