入力が“0”のとき、TrPはON、TrNは OFFになり出力は“1”となる。
入力が“1”のとき、TrPは OFF、TrNはONになり出力は“0”となる。
入力が“0”であっても“1”であっても一方のFETはON、他方はカットオフになる。
図4・16はCMOSインバータの縦続接続である。CLは浮遊容量となる。VX,VY,VZは論理値“0”又は“1”に対応する電圧を表わす。ここでもVX=0のとき、TrPlがONとなりVY=VDDとなる。このときCLにはTrPlを通してVDDに相当する電荷が蓄積される。